前日、西海岸からの横断が難航した我々(某江頭と)愉快な仲間たち。
この日は公式イベントが開催されるということもあり、また無料期間に入った初日ということで、中つ国にはたくさんの人がいた。
わたくしは公式イベントと楽しんだ後、FS対抗カルンタイムアタックを行い、時刻は間もなく真夜中を迎えようとしていた。
しかし夜中になろうが、一向に人が減る気配のない中つ国。
これはいつもと様子が違う!こんなに賑やかな中つ国をどれくらいぶりに見ただろう。
その頃わたくしは、カルンタイムアタックの余韻に浸るメンバーたちと素敵な演奏を聴きながらまったりと過ごしていた。
ある瞬間、ふと思いついてしまった。
このメンバーを、フォロヘル横断(凍死)ツアーに巻き込んでしまってはどうだろう・・・。
提案を出してみると、なんとこの無謀でクダラナイ計画にノってきてくれた勇者たちがいた。
どさくさにまぎれて、LFPで募集も出してみた。
総勢2FS満員。つまり、12人の勇者たち。
しかもそのほとんどが、仁王を使えるCPTである・・・!
集まった勇者たちは個性様々。
中には言わずと知れたCPTマイスターの顔もチラホラ。それに心強いヒーラーであるMNSもいる。これまた期待できそうだ。
こうしてたくさんの勇者たちと共に、悪夢のフォロヘル横断(凍死)ツアー再開の運びとなった。
前日まで、東海岸・西海岸からの横断を進めてきたが、今回は比較的北にあるスーリ=キラという街の一角から旅は始まる。
まずこの日は奇妙な儀式からスタートした。

スーリ=キラの湾沿いで、このなんとも不思議な旗を湾に返していく・・まるで灯篭流しのような、そんな儀式である。

これは、古くから中つ国に言い伝えられている、全員の安全祈願のためになくてはならない儀式なのだ。
この奇妙な儀式を済ませ、いざ出発!
まずはウォーミングアップがてら、目の前にある島を目指す。
各FSに4−5人ものCPTが揃っているこのレイド。
それぞれ分かれてまずは作戦会議。
仁王・身代わり・速足・旗などの順番を決める。

全員まとまって泳いでゆく。

チームワークも完璧だ。
先に着いていたG2チームがヒールしながら迎えてくれる。有難いことだ。

まず到達したのはこの島。

マップのちょうどこの辺りである。
我々の冒険はまだ始まったばかり。どんどん先の島へと渡ってゆかねばならない。
次のターゲットとなる島を発見。そこに某江頭もpopした模様。

部長は絶えず我々部員の前をゆく。前日の風邪はすっかり治ったようだ。

しかし一見安全そうに見えたこの地点も

このように一歩間違えれば、いやもとい、運が悪ければ死が襲い掛かってくる。
全滅の危機と常に隣り合わせのこの旅。フォロヘルとは本当に恐ろしいところである。
そしてここまで随分前進してきたかのように思えたが・・・

なんと・・・スーリ=キラがわずかそこに見える・・・。
またしても犯してしまったこのミス。なんともやるせない気持ちの我々。
何人もの犠牲を出しつついくつか島を横断してきたが、なんとスタート地点はすぐそこだったのだ。
<第6章に続く>